年齢とともに薄毛の人が増えるのはなんとなく感じていると思います。ハゲの進行度からも、ハゲが進んでいる状態も年齢とともに増える傾向があります[1]。ハゲの進行度を知りたい方はこの記事を参考にしてください。
そこで何歳くらいから有意に薄毛が増えてくるのか知っておくと薄毛対策もはかどるというものです。
年齢別ＡＧＡ人口
アジア（トルコ、中国、韓国）でＡＧＡによる薄毛が年齢とともにどのように増えていくのかを分かりやすいグラフで見てみましょう。
【アジア男性の薄毛の年齢分布[1]】
【アジア女性の薄毛の年齢分布[1]】
これらの統計を見ると男女ともＡＧＡで薄毛になっている人は年齢とともに増えているのがわかります。男性の方が薄毛の割合が多くなっていますが、男性ホルモンがＡＧＡの原因ですので当然のことかと思います。
アジア男性では２０代は１０％程度ですが３０代になると約２０％、４０代で約３０％、５０代で約４０％、６０代で５０％と年代ごとに大体１０％づつ増えていっているのがわかります。
アジアの女性は年齢別の薄毛の増え方が緩やかで２０代で約５％、３０代で約１０％、４０代で約１５％、５０代で約２０％、６０代で約２５％といったところでしょうか。
男女ともに３０代に入ると薄毛になっている人の数が急激に増えているのもわかります。ですので地域差はありますが薄毛になりやすい年齢はどうやら３０歳～が危険年齢と言えそうです。
あるイギリスの調査では女性のAGAは50歳未満では6％ですが70歳以上の女性では38％と薄毛の割合が跳ね上がっているという報告があります[2]。これは女性は閉経後に女性ホルモンが減るため男性ホルモンの影響を受けやすくなり薄毛になっていくためと考えられます。
つまり、薄毛は年齢とともに増えるが、男性のほうが薄毛になりやすく年齢とともに薄毛の人の数が増える。男女ともに３０代から増えて、女性は７０代で急に薄毛の人が増えると言えそうです。
【参考文献】