【薄毛治療の飲み薬】現在はプロペシアだけではなくジェネリックが日本でも購入可能に

思い返してみると私がプロペシアを始めたきっかけは日本抗加齢医学会に入って『フィナステリド』という成分がハゲ治療に実際使われていると聞いたからです。当時は特許の関係でプロペシアしかありませんでしたのでプロペシアを4年程度飲み続けました。その結果、当時すごかった抜け毛が減り頭皮も徐々に見えなくなってきました。効果がありそうだということでプロペシアをそのまま使ってもいいと思いますが、最近プロペシアのジェネリックが解禁となったため、すぐさまジェネリックに切り替えました。私は自分の臨床でもジェネリックがあるならそちらを使う派ですので不安はありませんでした。

【プロペシアとは】

現在はあまりにも有名なハゲ治療薬になっているためプロペシアという名前は薄毛で悩んでいる人は一度は聞いたことがあると思います。実はプロペシアは商品名で『フィナステリド』という薄毛を改善する成分が入っています。このフィナステリドは男性の主なハゲである『AGA』に効果があるとアメリカの公衆衛生局(FDA)が認めたハゲ治療の有効成分です。フィナステリドは5αリダクターゼという酵素を阻害して男性ホルモン(アンドロゲン)がより強い男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変わるのを防ぐため髪の毛の成長期がのびて髪の毛が太く長く成長できるという効果を持っています。

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日本ではフィナステリドの薬を手に入れようと思ったら男性クリニックに行ってお医者さんから処方してもらうしかありません。先ほども述べましたが昔はプロペシアしかなかったため私もかれこれ男性クリニックに行ってプロペシアを買って4,5年飲んできましたが、最近ジェネリックが解禁されたためにかなり手ごろな価格になって切り替えた経緯があります。これで薄毛でつらい思いをしている人も価格で思いとどまることも減るためハゲの人が減って非常に良いことだと思います。

【プロペシアジェネリックの登場】

国内のフィナステリドジェネリックには私も以前プロペシアから乗り換えるときに使用していた男性クリニックで処方されるトーワのフィナステリド錠剤があります。先ほども述べましたが私がジェネリックに抵抗がない理由はジェネリックでも有効成分のフィナステリドが1mg入っているため5αリダクターゼ阻害作用も『プロペシア』と同じだと考えられるためです。

フィナステリドジェネリック

現在は海外のフィナステリド錠『フィナロイド』を飲んでいます。ですので私のフィナステリド薄毛治療薬の変遷はプロペシア、トーワの国内ジェネリック、海外のフィナロイドということになります。

フィナロイド

このように私は抗加齢医学会入会をきっかけに科学的に自分の育毛知識を高めて自分の体(髪)で実験してきましたがアンチエイジングの実践は本当におもしろいなと感じます。

【プロペシアと併用すべき育毛剤】

当時から抗加齢医学会でフィナステリドとともに推奨されていた薄毛治療薬に『ミノキシジル』があります。ミノキシジルはもともと高血圧の治療に使われていましたが、副作用として全身の体毛が濃くなるというものがあったためミノキシジルを薄毛治療に応用したという開発経緯をもつ薬剤です。ですのでミノキシジルはフィナステリドのように飲むのではなく頭皮への外用育毛剤として局所的にピンポイントで使用したほうがいいわけです。

私が現在使用しているのは国内の濃度制限を超えた7%ミノキシジル濃度の海外の育毛剤です。スプレー式の容器で毎日、頭頂部とM字部位に噴霧しています。

7%ミノキシジルポラリス

このミノキシジル育毛剤はポラリスというのですがポラリスについてもっと知りたい方はこちらも参照してください。

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ミノキシジルは血管拡張作用や血管を増やす成長因子を増やすため吹きかけた直後は熱感を感じますが、効いている感じがして好きです(笑。