昔は薄毛を治す薬といえばフィナステリドの先発薄毛治療薬『プロペシア』しかありませんでしたが、現在は特許の効力が切れて日本でもジェネリック医薬品のフィナステリド錠剤が各社から販売されております。私は日本に住んでいますのでフィナステリドを使った飲み薬『プロペシア』をお医者さんから処方してもらい長年愛用していました。私の様に最初は不安だからジェネリックではなくオリジナルのプロペシアがいいと考えている方も多いでしょう。
その後はプロペシアのジェネリックが出てきたためプロペシアからプロペシアと同量のフィナステリドを含んだジェネリックであるトーワの錠剤を使用し、現在は海外のフィナステリド薬の『フィナロイド』を自己責任にて服用しています。
頭皮に直接塗る有効成分ミノキシジルを含んだ育毛外用剤『リアップ』もそうですが薄毛治療薬は続けないとハゲに逆戻りしますので同量のフィナステリドが入っているならジェネリックが一般的には続けやすいと思います。
海外のフィナステリド薄毛治療薬
当然、日本でだけフィナステリドの薬が使われているわけではなく、海外でもフィナステリドを使った薄毛治療薬が使用されています。現在はネット社会ですからフィナステリド育毛薬を調べればプロペシア以外にもフィンペシアやフィナロイドなどその他多くのの商品名が出てくると思います。その一つに『フィンペシア』という商品名のフィナステリドの飲み薬があります。フィンペシアはインドの製薬会社が作っているフィナステリド錠剤です。理論的には同じフィナステリド１㎎が含まれていますのでプロペシア同様に薄毛が改善すると考えられます。
このように海外は広くフィンペシア以外にもプロペシアと同量のフィナステリドが使われたジェネリック薄毛治療薬が他にもたくさんあります。例えば私が現在服用している『フィナロイド』などもそうですが世界中の製品を利用するには十分な知識と通販の利便性、自己責任の精神が必要です。ジェネリックはそのメーカーが信じられれば自己責任においてオリジナルの薬と同じ有効成分が入っていますから私の薄毛の科学知識から現在はフィナロイドを服用しています。錠剤の色はオレンジですがキノリンイエローという合成着色剤が入っていないためだと考えられます。
フィナステリドの副作用
フィンペシアやフィナロイドに含まれるフィナステリドはオリジナルのプロペシアと同様に１ｍｇ含まれています。そのためフィンペシアの副作用もフィナステリドに準じたものになります。フィナステリドは男性ホルモンを阻害するため男性のＥＤなど性機能障害があります[1]。ただ、すべての人に性機能障害が現れるのではなくごくわずか（3.8％）[2]しか出ません。
また、女性の薄毛に対するフィナステリドの副作用はあまり調べられておらず、どのようなリスクがあるか不明点が多いです。ある報告では女性が５αリダクターゼ阻害剤を使用する副作用として考えられるものには妊娠時に5αリダクターゼ阻害剤を服用すると男性胎児における先天異常や頭痛、胃腸の不快感が考えられるとし、単発の報告として月経の変化やニキビ、めまいが起きた報告があったとしています。そのためフィナステリド錠は女性に適用がありません。
繰り返しになりますがフィナステリド育毛薬は処方箋薬で薄毛治療に有効ですが性機能障害や女性に対するリスクも懸念されており副作用があることを知ってから飲むことです。
【参考文献】